非正規職員の激増がもたらすものは

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こんにちわ。元公務員の「いわざき」です。

 

日経新聞で気になる記事を見つけたので、その記事について。

 

 

非正規職員が半数以上という役所の実態

気になる記事を見つけました。

 

地方公務員の非正規職員が増えている。都道府県と市区町村を合わせて2016年は約64万人と、05年に比べて4割増加。全職員に占める比率は2割近くに達し、小規模な市町村では半数以上を占めるところがある。……

※日本経済新聞 2017年7月17日 朝刊より引用

 

非正規の職員が半分以上の役所もあるとは、、、…あらためて驚きでした。

 

親方日の丸のお役所といえど、民間と同じようにビシバシとコスト削減するのがあたりまえの時代になってきたんですねw

 

民間でもそうですが、コスト削減するときに、いの一番に手を付けるのが人件費。削減効果がめちゃめちゃいいんですよね。

 

リストラされる人にとってはたまったもんじゃないですが……

 

わたくしは、2012年に児童虐待・DVを扱う部署に異動になったのですが、その部署は8人中、正規職員は自分を含めて3人だけで、あとの5人は非正規職員とアルバイトでした。おまけに言うと、8人中、男性は自分1人だけで、あとの7人はすべて女性でした。

 

その時のわたくしの基本給がたしか33万円ぐらいで、それに諸々の手当等が付いて35~36万円ってところ。対して非正規の職員は週4日勤務で手取りが13~14万円。

 

わたくしは福祉関係の仕事は始めてで、右も左も分からないズブの素人。かたや、非正規の職員は福祉系の仕事経験ありのベテランで、その仕事っぷりは、それはそれは素晴らしいものでした。

 

自分の人事異動と同じタイミングで採用された20代のアルバイトの女の子は、看護の専門学校で福祉の勉強をみっちりやってきたいわばセミプロ。採用された初日から、電話での虐待相談やDV相談を淀みなく見事にこなしていました。

 

もしも、仕事をこなした数、本人が持っているスキル等々によって給料が決まる能力給だったなら、わたくしが13万円で非正規職員が35万円っていうのが妥当な給与査定でしょう。

 

いやっ、わたくしの場合は、まともに電話応答もできないぐらいだから、10万円でも多いぐらいかもしれませんw

 

わたくしは

 

「役所の職員っていうものは、数年ごとに異動する、いわばゼネラリストだ。広く浅くをモットーに調整能力や俯瞰する能力を高めていけばいいんだ。異動してすぐにスペシャリストになることなんて絶対に不可能だ」

 

と何度も何度も自分に言い聞かせて、精神の均衡をなんとか保とうとしました。

 

しかし、仕事内容を理解すればするほど、スペシャリスト的な能力が必須である現実を突きつけられ、自分と非正規職員(アルバイト)のスキルの差もより鮮明になっていき、最後には、自分の存在にいたたまれなくなって、うつ病を発症しました。

 

わたくしが、もうちょっと楽観的でいい加減な性格だったらなんとかやり過ごせたかもしれません。しかし、わたくしはどっちかっていうと悲観的で、おまけに神経質でした。

 

わたくしのうつ病発症は「なるべくしてなった」必然だったのかもしれません。

 

 

これからの時代はスペシャリストでなければ食っていけない

役所というゼネラリスト中心の旧態依然の環境のなかでさえ、スペシャリストでなければ仕事がスムーズにまわらない時代になりました。

 

役所に対する市民の方々の要求が高くなったというのがその一因でしょう。

 

昔だったら「役所だから、しゃあないな」で穏便に済ませてくれていたことが、「役所だからこそ、きっちり仕事をやってもらわなきゃあ、あかん!」に変わりました。

 

社会が複雑化し、IT技術が進歩して、何かあればすぐにSNS等で情報が全国津々浦々に拡散される時代です。

 

一昔前なら、うやむやに済まされていたことが、毎日、ニュースで大々的に報じられています。

 

普通の人が、全国レベルで発信できる媒体をカンタンに持てるようになり、少しでも気に入らないことがあれば、即ツイートです。

 

市民の方からすれば「オレたちの税金で食わせてやっている」役所の職員。その職員が市民の要求に対して満足に応えることができなかったら……

 

すぐに、拡散です。。。

 

役所にもその道の専門家であるスペシャリストが求められるようになったのは当然なのかもしれません。

 

「いわざき」の場合は、ゼネラリストでありつつもスペシャリストでもなければ、自分自身が今の仕事から十分な満足感を得ることができない。

 

そして、自分には、そのようになるための資質がないだろうし、そのようになるための努力もできないであろうと判断し、公務員という職業から退く選択をしました。

 

自分はなんら変わらず、そのまんまで、なんとか定年まで耐え忍んでいくという選択もありだと思います。

 

人生いろいろです。

 

正解は、おそらくないでしょう。

 

そのヒトの持っている資質や能力や価値観によって、とり得る選択肢は当然、変わってくると思います。

 

自分が死ぬ直前になって人生を振り返ったときに、「まあ、やりたいと思ったことはだいたいやらせてもらった。我が人生よ、ありがとう!」って気持ちで旅立つことがいまの「いわざき」の理想です。

 

 

 

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